TM NetworkよりTMNの方が好き

みんな年取ったなぁ

小室哲哉(45)率いるユニット「globe」が、年内開催予定の全国ツアーで約2年ぶりに活動を再開させることになった。9日でデビュー10周年目に突入したのを機に、小室が声明を発表した。小室、KEIKO(31)、マーク・パンサー(34)の3人でヒット曲中心のライブを行う。なお一昨年に加入した元X JAPANのYOSHIKI(38)は来夏から合流する。

globeっつーとマークパンサーのオモシロラップとマークパンサーの存在感の是非と
マークパンサーの本名が酒井龍一だ、というくらいマーク一押しのグループだったような
そうでもないような感じだったのを覚えているが
我等が御大・TKこと小室哲哉大先生もすっかりその成りを潜めている昨今ですが
俺が中学2年の頃にTM Network(以後TMN)が俺の中学クラス界隈で流行った時期があって
順調に大人の階段昇っていた俺もご多分に漏れずYAMAHAのEOSからあふれ出るTK Soundに
心躍らされていた。
しかし悲しいかな、その頃はTMNも末期でシングルのリリースも頻繁に出てなく
俺が中学3年の頃にはすでに解散も決定していた。
同時期に出たベストアルバムを聞いては受験勉強にあくせくしていたのを思い出す。


タイトルにもあるようにRYTHEM REDの頃の大先生は、そのパツキンのロンゲをなびかせて
ショルダーキーボードを細腕でボコボコぶっ壊す様は当に大先生そのものでした。
宇都宮隆はダンスのキレとボーカリストとしての存在感も一番光っていた時じゃないのかなぁ
木根はずっとユンカースカムヒア、って感じだったけど。ある種木根ってマークに通じるものがあるね。
TK第二の隆盛期のプロデューサー期の頃のパブリックイメージが先行してるけど
俺はやはりTKと言えばTMNで本当に弾いてるんだか弾いてないんだかのキーボードプレイが好きで
宇都宮隆の妖艶さと小室哲哉のインテリジェントな感じのコントラストも
その同時期にハマっていた谷村有美とはまた違ったスター性を求めていた。
そう、ロックスター、ポップスター、彼等から引用するところのファンクススターか。
そのイメージングが思春期の俺のハートをがっつりキャッチしてしまったわけだ。
あの時代、80年代の人達のミュージックシーンって、日本でもこういうスター性のある
ミュージシャンがあった時期でもあったように思える。
勿論90年代にもスター性のあるヤツがいるんだが、どっちかというとグループ的なスター性というか
それはミスチルだったりするんだけど、そうじゃない、金ラメを全身に着飾っても
でもそれが全然ダサくなくて、それが本当に80年代とマッチしているんだろうけど
そういうものを確実に内包しつつ音楽的なエッセンスも強かったのがTMNなんじゃないかと。
んで俺のようにその頃に魅了されてしまったおっさんは未だにTK場慣れできない部分があって
若い人にTKと言えば間違いなくRYTHEM REDの頃のTMNのアルバムを聴かせるように進めている。


現代のポップスターの魅力は一体どういうものかは結構一言で説明するのは難しいけど
80年代のあのギラギラした感じのスターはもう現れないんだろうな…
っと思ったら『マツケンサンバⅡ』があったじゃないか!Oh、ケーンマツダイーラ!!!