目に見えるモノ達より100倍確かさ

アルスラーン戦記(分かるヤシは分かる


そう言えばmixi谷村有美のコミュニティに入るのを忘れていたので検索して
掲示板見てみたら、彼女がご懐妊している事実を知った。
おぉ…あの有美しゃんが生命を宿すという時代になったかぁ…21世紀を感じた瞬間。
俺の青春の1ページもまたセピア色になったと実感。
前にラジオで「谷村有美を語るラジオ」をやった時も狼で結構反響があって
ハロプロヲタの中にはタニムラー(ってダサいよな)が多いのも知っていて
その時に「とっておきチューズディ」のスタジオライブの回のもせを貰ったんだけど
それを今聴いて、時と自分の年齢と世の無常さに浸っている朝。


俺が谷村有美と出会ったのはwithⅡ発売くらいの時期で、中坊だった俺はなんとか工面した金で
始めて買ったCDが谷村有美のそれだったんだけど、当時俺が聞きたかった曲(愛は元気です)が
入っていなかったんだけど本当に今聴いてるどのCDよりもヘヴィーローテーションで回っていて
高校に上がる頃には、それこそ今のモーヲタよりよっぽど立派な谷村ヲタになっていた。(藁)
バイトで溜めた金は全てコンサートグッズやパンフや写真集に消えていったんだが
その頃の俺の世界の全ては谷村有美とバーチャだけだったくらいにウェイトがあった。


彼女がラジオで幾つか番組をやっていた中で俺が最も気に入っていたのが
NHKFMでやっていた「とっておきチューズディ」だったんだけど
最終回にとっておいたテープはそれこそ擦り切れてしまうほどに聞いて毎回泣いていた。
だってピアノとかさぁ弾かれたらさぁ泣くさぁそりゃさぁ…


そういう彼女が新たなステージを向かえた事実と、聞いてるラジオのもせから流れてくる
若い彼女の独特のテンションが更に俺に歪んだ感覚を与えてくれる。
これから彼女をたまにこうして思い出す時間と過ぎていく時間と
俺の世界があの頃彼女があった時間と違った世界に思えて、同じ現実なのかそうなのか
境界線が曖昧になってくる感覚が気持ち悪くて、でもこれが現実で。怖いなぁ。


そんな事を想っていたら、ラジオ音源から彼女がピアノ弾き語りで歌う
「それでもあなたを愛してる」が流れてきた。ヒドイよね「愛してる」だなんてね。