酒気月光

昨日は上司が急に飲みに行こうなどとこのクソ忙しい時期に申されやがりまして
こっちとしてはコミケが近いからなるべく仕事を片付けて「コミケ有給」を計画していたのに
全くコイツは俺の夏の三大ロックフェスの「フジロック」「サマソニ」「コミケ」のうちの
一つに行かせないつもりだな!っと思ったり思わなかったりで、致し方なく夜のネオンに
繰り出すことに。


酒に関しては態勢が強くなくさほど知識もないんだけど、如何せん飲むとハイになって
飲めないのに量はいってしまう。んで結果お好み焼き屋で俺特性もんじゃをご披露、ってことも
しばしばあったり。
それに酒なんて一人で飲むor複数で飲む、好きなやつorそうでもないやつ、で随分変わってくる
わけじゃん。上司の安い女性観なんか聞きながら飲みたかねーんですよコッチは!
とっととおうちに帰って「激☆店」の三重野瞳のぶさい子ツラ拝みたいんですよ俺は!
どっちもどっちだよね本当。


でも夜は結構過ごし易く昼間のギラギラした空気がマイルドになっていたあたりが気持ちよくて
お月様も「テメー様はコミケで深夜にグダグダ並んで待ちながらエロ同人誌チェックするのも
いいけど、たまには深夜まで酒飲んでグダグダになるのもいいんじゃねーの」なんて言われて
いる気がした。いや多分言ってない。
その月光にやられることもなく、3件目に行っても量をセーブしながら飲んでいて夜は久々に
安眠できた。上司の話しも半分以上相槌で通したし、気持ちのいい酒気帯び加減。
やっぱり外で飲むのも悪くないよねー、今度は一人で新しいお店探すものいいかなー。


貴重な鶏肉の食べられる店に行ったり、ウマい肉厚のバーガーが食える店も行ったりで
サプライズが大きかったのも昨日の夜だった。
やっぱ吉祥寺は食に関して大衆さとこだわりと遊びとがいいバランスである街なんだね、てのも
実感できた。
恵比寿とかもそうだと思うんだが、この微妙なさじ加減ってのは、やはりその街の持つ属性や
訪れる人の性質にかなり依存するところがある。
俗臭さと達観さとの間の媚びない感じで、でもつっけんどんじゃなくてそんなさじ加減。
心地よいさじ加減。
そんなさじ加減がまた気持ちよかったり安心できたりする。


今度は一緒にそんなさじ加減をシェアする人間を慎重に選んで街に繰り出そう。