実写版セーラームーン終了


全国100億万人の大きなお兄さんも大注目していた実写版「美少女戦士セーラームン」も
いよいよラストとなってしまいました。ああ残念かな残念かな…
最初から最後まで面白さが見る人によって様々な側面があるところが今作の最大の魅力だったと
分析しているんだけど、俺にとっては最後までハロモニを見るのとそう差異があるほどでも
なかったが、如何せん「セーラーマーズ」役の北川景子と「セーラーヴィーナス」役の小松彩夏
の並んだ時の美しさが作中に頻繁に登場したが、これがあまりにも美し過ぎる。
話的に絡むことが多かった両者がその美貌を互いに競うがごとく面と面と合わせ視線が交差する
様子なんかは、おぢさん本当に毎週身震いがしちゃいましてよ!おすぎもビックリだ(なじょ)


脇を固める(?)セーラームン役の沢井美優も最後にはちゃんとセーラームンとして昇華できて
いたり、「セーラージュピター」役の安座間美優も配役の妙か最後まで違和感なく原作の
ジュピターと近くまた違った持ち味が出ていた。
ここら辺の脇役が周りを固める中、影の主人公と勝手に命名していた我等がハマっちこと
セーラーマーキュリー」役・浜千咲が最後まで要所要所を固めていたのも本作の重要な
ファクターである。だってカワイイじゃん純粋にさ。
敵に洗脳されて悪いマーキュリー(ダークマーキュリーダーキュリーと勝手に略す)も
オリジナルストーリーと浜千咲の人気を知ってか知らずか、効果的に利いていたと思う。
だって悪ぶっててもカワイイじゃん純粋にさ。
純白な心の持ち主だからこそ悪の華もまた大輪を咲かせるというある種の現代における少年少女
の危うさも提示しているかしていないかはどうでもいいが、そこ等辺も我々ビックブラザーの
心を鷲掴みにする効果的な回もあって、なかなかスタッフは心憎い。戦略に乗り過ぎか?俺等が。


商業的な成功はあまり見られないような話しも聞いてはいるが、確実にお茶の間に様々な
メッセージは送信出来た、という点では昨今のライダー系特撮や戦隊物特撮とは同じではあり
しかしながら美少女戦隊物の実写化というボーダーの上に乗って演じきった、という逆の
方向性が長く少年少女、そして我々ビックブラザーの熱い血潮に刻まれたことは言うまでもない。
望むらくは続編を期待するんだけど、みんな二年後は20近いもんなー
やっぱダメだだろうなぁ、もう萌えねーんじゃ見ねーしなぁ(そんなもんかーあー)