コイブミ
あんだけ「キタキマユキタキマユ」とわーわー騒いでいた自分だけど
今更ながら1stアルバム「トリコロル」とシングル「ラタタ」購入。
…いや、持ってたの実は「ドゥー・ユー・リメンバー・ミー」「ナカナイデ」のシングルだけだったんだよね。
キタキマユ最大手ファンサイトを目指す俺としては、ここら辺でいっちょレビュって
みとかなきゃならん、と思って各所ウロウロしたんだけど、どこも置いてないでやんの。
全く持って世間の奴等はキタキマユの素晴らしさを分かっていない。
あの「コイブミ」での売れないベテラン漫才芸人みてーな片岡Kのしゃべりをかわしていた
彼女のあの勇姿を見たらおまい等毎週のエアチェック忘れないはずですよ!?
本当に世界は惰性で満ちているね。結局仕方ないんでamazonで購入。
まず「ラタタ」の方は、「コイブミ」のエンディングで使われていた「スロウレイン」が
どうしてリードトラックじゃないんだろう、って思うくらい対照的な2曲。
ちなみに3曲目の「ナカナイデ」のリミックスはダサいんで途中で聴くのやめた。
っつーか「コイブミ」で聴いていた「スロウレイン」と実際聴いてみると随分印象違うから
軽くショックだったけど、こっちはこっちでアップテンポなバックトラックと透明感のある
キタキマユの声を活かすアレンジが聴いてて気に入った。
1曲目からキタキのファニエストヴォイスがさえまくるんだけど、楽曲提供者も彼女の
活かし方を分かってらっしゃる楽曲ばかりだったので、全体を通して安心して聴けるアルバム
だった。4曲目の「ドライブ」と5曲目の「ラブアンドピース」が序盤の盛り上げを支え
後半の「ときをぬいで」へチルアウトしていくんだけど、最後の曲はお馴染み
「ドゥー・ユー・リメンバー・ミー」でアッパーなまま終わる構成。
1stだから立ち位置的にはキタキマユのキャラを活かしつつアルバムとして昇華できているのも
非常に聞き手に分かり易いしクリアにイメージできるんで心地いい。
正直、期待していなかった部分も強いのでこんだけいい構成にまとまっているのが
かなり嬉しかった。スタッフも分かってるんだろうな活かし方を。
こういう事考えると昨日書いた「美勇伝」とスタッフの認識の違いがここまで音楽的に反射され
るのが、明確化されるから面白い。活かすも殺すも周りの協力もあるんだよねホント。
まぁハロプロと比較すんのもアレだけど(爆笑)
あと「ラタタ」の裏ジャケがエロ過ぎ。これ絶対俺を誘ってるんだって!コイツー!!!